コラム

「DSP広告とは」を小難しい話をできるだけ省いて説明します

suzuki
広告スペース

DSP広告は、今、多くの企業が注目するWebマーケティング手法です。利用するのは簡単なのですが、仕組みがよく分からないから行っていない、という人も多いのではないでしょうか。ここでは、DSP広告の仕組みを、詳細は省いて説明していきます。

誰に何を伝えるのか、で広告の効果は変わる

人によって、何を欲しているのかは違います。せっかく広告を出すのであれば、できるだけ自社の商品やサービスを購入してくれそうな人にアプローチしたいものです。

例えば、街頭で化粧水のテスター(試供品)を配るような場合には、女性をターゲットにするのが基本的な戦略になるでしょう。数に限りがあるものなので、性別だけでなく年齢層や服装などをヒントに、無差別ではなく「お客さんになってくれそうな人」に配って欲しいのが本音でしょう。

これをインターネット上で自動的に行なってくれるのが、DSP広告です。

ユーザーの属性を判断して自動的に配信される広告

DSP広告は、ユーザーがどんな人なのかを判断して、ユーザーに合わせた広告を表示しています。先ほどの例えを使うと、広告主がチラシ配りをしてくれる方に「どういう人がターゲットになるのか」を伝えておけば、「お客さんになってくれそうな人」を見つけて配ってくれるようになるということです。

この際に判断基準となるのは、ネット上で今までにどんな行動をした人なのかという行動履歴や、どんな経緯でこの場所に来たのか、といったことです。また、DSP広告はさまざまなページに存在するので、情報を蓄積していきます。

例えば、各地に点在するチラシ配りをしてくれる方が同じ情報を共有しているようなものです。過去にどんなものを買った人なのか、どういうチラシを貰ってくれた人なのか、どういう人がこのチラシを貰ってくれやすいのか、という知識と経験を貯めていきます。

そのため精度の高い配信が可能になっています。

広告の中から、一番報酬の高いものを選んで配信する

DSP広告には、さまざまな人から広告の依頼が入って来ます。そのため、必ずしも自社の商品やサービスが紹介されるわけではありません。広告として表示されるのは、もっとも報酬を高く設定しているものになります。

多くの企業から依頼を預かっているDSP広告は、ユーザーが来たときに「どの広告が一番高く売れるか」といったことを一瞬で計算して、広告を表示しています。

広告の表示価格は入札になっていて、「2番目に高い入札価格+1円」のケースが多いです。例えば、上限金額を「50円」と「100円」に設定している2つの広告があった場合、「100円」に設定されている広告が「51円」で表示されるといった形です。

各社の違いは、場所とシステムの違い

DSP広告は、できるだけ多くのサイトに入っているのが理想的です。極論を言えばネット上すべてのページで広告を打てたら、これ以上、広告主にとって便利なことはありません。しかし、実際には広告の表示枠は各社がわけあっているような状況です。

チラシ配りの例で言えば、それぞれナワバリを持っていて、特定の場所を通行する人にだけアプローチできるということです。例えば渋谷と新橋それぞれにナワバリを持っている2社があれば、若者向けなら渋谷にナワバリを持っている会社に依頼したほうが良いでしょう。

ただ、これは各社膨大なサイトを抱えているので、それほど差はありません。

実際にはシステムの違いで選ぶことになるでしょう。使いやすさや、オプション、広告の精度など、幾つか情報収集してみて比較検討することが重要です。